債務整理

債務整理とは、借金が多くなってしまって返済に困った人のための借金整理の方法のことを言います。
任意整理（過払い金返還請求を含む）、個人再生、自己破産、特定調停の４つに分けられます。
これらの手続きにより、借金を無くしたり、大幅に減額することが可能になります。
いまだに自己破産したくないと思っている方が少なくないのも事実ですが、任意整理や個人再生を利用することによって自己破産をしなくても債務の過剰状態を脱し、新たな生活を立て直すことができます。

借金の借入れと返済を何社も繰り返しているうちに、多重債務に陥ってしまい生活がままならなくなる場合があります。
この場合のほとんどが借金を返済するために、他の金融機関から借入れをして返済をしています。
実際の生活費がほとんど無く、返済してもほとんどが利息に充当されてしまい抜け出せない状況になってしまいます。
もしこのような状況に陥ってしまった場合は、早めに専門家にご相談されることをお勧めします。
債務整理手続きは、司法書士が依頼人の代理人となり今後支払うべき利息を下げてもらう和解を行います。利息を下げてもらうことにより、返済が元金に充当されますので支払いの終わりが見えてきます。
月々の返済額が下がることも多く、生活も安定してきます。

「絶対に迷惑をかけないからお願い！」
と頼まれて保証人になったけれど、主債務者が返済できなくなってしまった。自分が借りたつもりではない借金なのに債権者から督促の連絡が頻繁にきて困っている。それが保証債務の怖いところです。
自分の借金ではないと主張しても、保証人になってしまった以上、法律的には保証人に返済義務が生じます。
つまり、自分の借金として返済していかなくてはなりません。
お困りの方は自分の借金と同様、お気軽にご相談ください。
最善の解決方法を一緒に探しましょう。

債務整理にはいくつもの解決方法がありますが、まず最初に行うのが債務額の調査になります。
現在の債務額がどの位残っているか、又は過払い金が発生するか調べる必要があります。
取引期間が長い場合には金利が高い取引があるなど、実際に把握している残高より低くなる可能性があります。